春日井工事

春日井では昨年末から何度も住民説明会が行われ、工事開始への下準備が行われていた。

その工事の調査掘進、今年の2月には終了し工事を開始する予定だったが、いまだに始まっていないという。

 

確認すると3月の時点で発表があり、終了どころかまだ調査掘進が始まってもいないという。そして、本工事開始も今年度以降になってから、という発表もされていた。

これはどういうことか。

 

JR東海側は、シールド機の補強、調整をしている、とのこと。これも理解できないこと。

そういった基礎準備は既に終了しているのが当然。でないと調査などできたものではない。それを今さら、調整中、というのではシード工法自体に問題があるのを認めているようなものだろう。

 

今年度といってももう半分を過ぎ、まだ開始の発表もなく調査掘進の予定もたっていないようである。

単なる確認という意味での補強や調整というのにはあまりに時間がかかりすぎている。

 

思い当たるのは、東京での外環工事の裁判の判決である。シールド工法では工事の再開は認められない、ということで、何らかの工法自体の変更などがされているのではないか。

 

今までは東京での陥没などの事故は、土壌のせい、ということで判決はそれに対応したものであろう。それが、東京のみならず他の工事でも問題が起きることが予想され、その補強、調整に時間がかかっっている、ということなのか。

これは工事自体に影響する非常に大きな問題である。