知事ー視察

前回は川勝知事の、リニア部分開業提案、について。

かなり大胆な発言で、国やJR東海を小馬鹿にしたようなものだろう、というところまで。

 

その後、知事は神奈川の工事予定地を視察した、というニュースがあった。そこで知事はびっくり仰天、工事がすぐにでも着工されるべくその準備がはかどっているかと思いきや、なんとまだ用地の買収もすんでない、という状態だったというもの。

 

これは知事ならずとも驚くのも当然で、計画が発表されてから11年で完成、2027年に開業予定のはずが、まだ用地の買収もすんでないというのは何事か、ということ。

今から11年かかるのか、それも確実なのか、ということである。

 

これに対しJR東海は、トータルで11年という予定で買収に時間がかかるのは織り込み済み、というような回答である。しかし、まともに受け取る人など誰もいないであろう。

全体でも工事予定の半分も買収がすんでいない、というのが実情で、これでは本当に予定通り2027年の開業と言っても額面通りに理解など出来ないのが普通だろう。

 

さら考えると、前回の部分開通案、これは知事が神奈川側の遅延を知っていての発言ではなかろうか。部分でもなんでも開通可能ならまずしてみなさい、という挑発である。

 

さらにこの話、新たな展開をみせていく。