知事の真意は?

ここ数回、川勝知事の発言や活動を取り上げてきた。知事という立場にもかかわらず積極的にリニア問題に関わる行動をとりあえず確認し、その意味や今後の動向を注視していく上での参考にしたい、ということだったのだが、まさにそういった記事が新聞に載った。

 

中日新聞の朝刊、ニュースを問う、というテーマで、その時々の少し過去の話題になったニュースを振り返る、といった感じの4段囲みの特集記事で、これまでもその視点はなかなか面白いと思っていたところ。ニュースというのは報道されてもすぐにその後の詳細などは大きく報道されることは少なく、報道しっぱなし、というマスコミも多い中、忘れてしまうことなくその後を追跡する姿勢は責任という立場からも好意的にとらえるべきだろう。

 

さて、この記事でまさに、ここのところの一連の知事の発言に注目、大きく見出しで「リニアあつれきを生む発言」と載せ、その発言を「読み解くのは難しい」とリードで振り返り、その真意をさぐろうとしている。

 

この見出しも実に意味が深いようにも思える。あつれき、と知事の発言を否定的にも取れるような紹介の仕方だが、「真意をさぐる」というのは様々な視点から考えてみる、ということにもつながり、これはこれで知事の応援というようにも受け取れる。

 

この記事、さらによく考えてみたい。