リニアその24
補償の話が続いたので、少し横道。
新聞報道でホンダが、簡易航空機製造に本格着手、というのがあった。
垂直型離発着で、自分の家の庭から飛行移動可能ということだろう。
ヘリのさらに簡易タイプということか。
当初はドイツで具体的に実験、日本でも2030ぐらいには実用化を目指すという予定らしい。
まだ具体的には明らかになってなく、一種の夢物語としてとらえておく方がいいかもしれない。法的な問題も多くあるだろうし。
ただ、2030というのはそんなに遠い未来ではない。ある意味リニアと同じ近似値の未来ではある。
その時点で、移動の利便性、速度、そういった長所を兼ね備えた移動手段が実現化を目指しているというのは興味深い問題である。
もちろん、現実に所有し使用可能な人たちは限定的ではあるだろうし、一般性、公共性とは結びつかないではあろう。
ただ、コロナが収束せずネット会議などが主流になった場合、迅速な移動を求められてくる人たちというのもまた限定的になるかもしれない。
その場合、速度、を最重要視するのならば、リニアよりも高速での移動が可能になるということ。
さらに、自宅の庭、会社の屋上、などからの移動が可能になるわけで、その利便性は計り知れない。また、東京、名古屋、大阪、だけではなく、広い地域での目的地への直接移動が可能になる。まさに夢のようではあるが。
何兆円も費やして作った移動手段が、完成時にはその目的が時代遅れになっている・・
これは・・悪夢であろう・・