リニアその23
補償の話。一番大事なのは財産権にも関連。
「工事があったなら住まなかった」というのは単に感情論だけでなく、その土地の価値、時価との関係の問題が出てくる。
実際に東京外環で家の前で陥没発生、ともなると、その土地の路線価が下がるのは当然。
これは明確な財産権の侵害ではなかろうか。
今後発生しない、との保証も出来るわけもなく、いったん下がってしまった分の価値はどう補償されるものなのか。
具体的に、路線価が特に影響を受けてないとしても、実際の売買には当然影響を受ける。
下手したら、売れない、ということにもなるかもしれない。
こういった問題への補償はどうなるのだろう。
前に話した、1年以内補償、の問題とも関わって、工事の住民へ与える影響は相当に深く複雑な問題をもはらむ。
JRからの説明、対応はどうなるものなのか。
これも工事側が事前に想定、対応すべき問題と思われる。