また事故?

このところ、春日井などでのシールド工法の事故の話ばかりが続いてきたが

東京の外環工事でもまた事故があったという。

 

半年前だが、新聞等ではあまり大きく報道されないのはいつものことなのか、知る人も少ないようではある。

 

今年の3月のことで、これはシールド工法では、自ら地中壁を作りながら工事を進めていくのだが、その自分で作った壁に衝突、破損事故を起こしたというもの。

破損というか、自損事故、でありどういったらこういうことが発生するのか、不思議なぐらいである。

 

前方をモニタリングしながら安全に安全を重ねての工事、というのが基本中の基本にもかかわらず、それれが機能していなかった、ということか。地中壁の設計ミスであって特殊な地盤が原因、という説明があったというが、地盤というのは全てが異なるもので特殊と言えばすべてが特殊だろう。そのたびごとに事故を起こしていては問題である。

 

今回もその事故現場まで地表から掘り下げその個所を修理する、ということで半年ほどかかる、という。これだけでも遅延というのは大変な不手際だろうに、本当に半年で再開できるのか、また同じことがおきるのでは、と考えていたらまったくキリのないこと。

 

ましてや、この工事は一般住宅地の地下で起きていることである。そのあたりがさらに大問題である。