リニアその29

リニア工事事故の続編。

 

工事に事故はつきものだし、建前で相手を非難しても先に進まないというのは理解したうえで、短期連続での人身事故は大きな意味を持つのは間違いない。

工法自体ではなく、管理体制の問題としたらこれはこれでの責任も問われる。

JR東海にとってはこういった会社の信用につながる追及が最も厳しいだろう。

 

住民説明会で「リニアが通ると知ってたらここに住まなかった」という当事者の発言が続き、これは重要な論点ではある。

そしてもしだが、「人身事故が起きた場所の地上には住みたくない」と言った意見が出たらどうなるだろう。はっきり言って、死者、が出ているわけで「死亡事故現場の周辺に住みたくない」というのは当然でこれにはどう対応するのか。

 

今までなら「仮定の話ですね」で済んでたかもしれないが、実際に起きているのでそれではすまない。事前に「そういった場合の対応」を確認するのは住民側の常識的な要望ではあるだろう。

 

各地で事故に対する意見、活動も起きているようで、そういった状況も把握していきたい。