リニアその17

前回は、テロ対策、の話でしたが、コロナの感染爆発がひどい。

やはりここから始めないといけないだろう。

 

1日、2万人を超えてきている現状、今までは日本は欧米に比べれば感染者の割合は少なかったのだが、この人数は欧米の第一波の感染爆発と同じレベル。

アメリカでは、1日、1万人を超えて3万になるまでが早く、そのあとは1日5万人という状況がずっと続いた。

人口が日本の3倍ということを考えると、今の日本はアメリカでは6万人レベルということで、これは危険な数字だろう。 

 

米やブラジルは初期に対策をしなかった、という明確な理由があるが、日本はこれだけマスクをして自粛を呼び掛けて、全国民的な対策を実施した中での感染爆発。

一体何が起きているのか。

 

政府は認めないが、五輪との関係は当然無視できないだろう。いくら呼びかけても、国民が聞かない、という状況は、五輪と危機意識、のアンバランスさに起因する。

今までは緊急事態宣言を出せばすぐに減っていたのに、効果がない、というのはまさに国民が政治の声を聴く耳を持たなくなっているということ。

ただでさえ感染力の高いウイルスに、この状況では冬になったらどうなっていくのか。

 

まずは秋の衆院選投票率が気になるところ。

国家的な危機の中で、リニア建設の位置づけもまたよく考え直さないといけないはずであるが。