リニアその11

今の新幹線に加えて、リニア建設による乗車数増加、利便性、がもちろん目的の最重要点である、ということで、そこに対するコロナ禍の新たな問題。

 

人の移動は今後も増加し続けるのか、というこれも根本的な問題がある。

国が政策としてテレワーク、リモートビジネスを推進するであろう状況では、移動手段としての新幹線は需要増加どころか減少するだろう。

これは今現在の新幹線乗車率が減っているのを見ても当然の予想になる。

 

観光でも同じで、県をまたぐ移動の自粛、などが叫ばれている中では人の移動はますます減って行くだろう。実際この夏のお盆の時期に緊急事態宣言が出されており、俗にいう書き入れ時に商売繁盛が見込めないわけである。

 

さて、こうなると、何のための新リニア新幹線建設なのか、ということになってしまう。

作ったはいいが、本当にお客さんはいるのか、というまさに基本の基本の大問題がこのコロナ渦の中では将来必ず発生してくる、というわけである。

 

次は具体例を考えてみたい。