リニアその7

リニア新幹線はそんなに時短になってない、という話の続き。

 

東京ー名古屋が2027開通予定。大阪は2045開通予定、というのが当初の計画。

静岡の工事着工が遅れていて、2027開始には間に合わない、というのがJR東海の公式発表。

ということは当然大阪までつながるのはもっと先になる可能性が非常に高い。

 

その間、東京ー名古屋はリニアがあるとして、東京ー大阪の乗車予定の人はどうするのか。東京からは名古屋までリニアできて、大坂からは普通の新幹線に乗り換えることになる。

 

深々度ホームからの乗り換えが具体的に何分かかるかはともかく、実際余分な時間がかかってしまう。さらに、荷物の多い人などはその移動だけでも手間暇は多くかかるだろう。

交通機関の利便性というのは、座ったままでの移動、が大事で乗り換えなどが必要となったら、これは便利と言えるのか。

 

しかも1時間短縮、のはずが名古屋での乗り換え時間、待ち時間、など入れたら詳しくは確定しないが、実質30分も短くなってないのが現実だろう。

これが最速で2045以降のリニアの「速さ」と「利便性」の問題。

 

リニア新幹線、そんなに「時短」になってないのなら、その必要性とはなんなのだろう、とこれがまず冗談のような基本中の基本の問題。