部分開通

静岡の川勝知事、工事を許可せずに反対派から見るとまさに

注目の的、どころか救世主と言っても良い存在だろう。

この知事が先日またも新規に注目の発言をした。

 

静岡が許可しなくとも東京ー神奈川間で部分開通をすればいい、というものである。

これは一種の爆弾発言で、静岡はもうリニアを重視していない、というよりは

不必要レベルと考えていることの表明でもあろう。

 

さすがに神奈川知事などがすぐに反応、それでは意味がない、という主張をしたが、これは当たり前のことであって、川勝知事自身がそれに気づかないはずがない。相当に踏み込んだ大胆な発言ではあった。

 

元よりリニアというのは東京ー名古屋間の時間短縮、さらに大阪間の時間短縮を図ったものであり、東京ー静岡間のみの開通などまったく意味がない。両地区を結ぶ交通手段などいくらでもあり、わざわざリニア使うのはかえって時間がかかるというぐらい。

なので、このアイデア?は実にユニークでもあり、よく発言できたものだと感心するほどである。賛成派を小馬鹿にしたとすら言える。

 

もっと考えると、まず東京や神奈川で完成走らせてみなさい、という挑発とも取れる。

静岡が反対、許可しなくとも問題は山積みであり、本当に2027から少し遅れた程度で全線開通など出来るのか、ということである。

 

さらにこの話題が続きがある。