リニアその32

川勝知事、失言問題について。

 

その後も議会での追及は続いて、「子供も川勝は間違っている、と言ってますよ」と御殿場の議員が発言、知事はまた謝罪してた。

今度失言したらどうしますか、とかまさにイヤガラセ集中砲火。

川勝王国の自壊、とまで紹介するマスコミもあって、そこまでするか、という印象はある。

要は地方政治の問題だから。

 

6月の知事選で大敗した岩井氏も町長選に出馬予定で、反川勝を話題にしていくのだろう。それでどうなるかは興味のわくところではある。

 

で、保守系社会学者までネットチャンネルなどでこの問題を取り上げて、川勝知事の個人攻撃をしている。

 

でも、その背後にはやはりリニア問題が見え隠れしているだろう。

知事が反対している限りリニア着工ができないのでは、計画そのものにとってまさに死活問題。

次の知事選を待つどころか、少しでも早く辞任してもらわないと困る、ということではある。

 

議会でも、JRとの仲がこじれると国ともうまく行かないのでは、と露骨な質問が出ており、例え中止になろうとも関係性に影響はない、と副知事がうまく答弁してた。

そりゃ、国だって、中止にしたら許さん、とは言えないだろうし。

 

保守層は、なりふりかまわず地方政治の問題を全国展開してくるか、そのあたりには注目。

そしてこれは、リニア問題に取って決してマイナスではなく、プラスの方向性にも持っていけるのではないか、このあたりにも注目であろう。