リニアその18

先日リニア工事の住民説明会が開催され参加してきた。

その内容について。

 

まずは告知が一般には満足にはなされていない。該当地区にはポスティングなどで知らせたようだが、これでよいものだろうか。

 

質問者は5人で最初に手を挙げたマンションオーナーさんが、「オーナーはそのマンションに住んでいるとは限らず、住民だけでなくオーナーにも告知してほしい」という要望があった。

これは確かにその通りであろう。

この意味でも、住民説明会だから、といってその地区だけへのポスティングというのは

妥当性を欠く。今後の対応に注目である。

 

説明会自体はJR側の気を使った対応が目を引いた。会場の内外に関係者も多く、フレンドリーに声をかけまくる感じ。トイレに立ったら「ご用は?」と本当にトイレにまでついてきた。

以前国交省とJRの説明会に行った時もこのような感じで、これが普通なんだろか。

 

東京で実際に陥没事故が起きているので、その対応、といった側面が強く、事務的というよりは、親身になる、というのが第一目標となっているのであろう。

壇上で回答する担当課長は事務的ペースだったが、時たまその横の部長さんが「お気持ち、よくわかります」と感情論に持ち込んでいたのも、その一環か。

 

ただ、説明会の最初と最後に拍手も起きず、住民側は初めから決して気を許してはいない雰囲気はよく伝わっていた。もちろん先方にもそうだろう。

 

さらに踏み込んだ質問に関してはまた次回。