リニアその９

話を戻して、リニア新幹線、実はそんなに時短にはなってないのではないか、という話題。

深々度駅の乗り換え自体に余分な時間がかかる、というのと、東京から大阪まで行くのに名古屋で乗り換えなどしてたらさらに余計な時間がかかる、というのが今までの根本的な事情。

さらに、JRの発表によると、飛行機、高速道路、などからの移り替え？リニア利用の需要の増加が想定されていて、それは年間でかなりの人数になる、というのだけど、これ、根本的に違ってないか。

時短になってないのなら、高速バスの方がはるかにお得だし、時短だけならLCCのほうが便利。さらに片道、東京ー大阪５０００円前後というぐらいの値段。

早くて安い、なら旧来の新幹線よりLCCへの乗り換え需要が多くなるだろう。

もちろん、そこまでの時短が必要、というのであるなら、だ。

東京ー名古屋間の通勤も可能、日帰り出張などの利便性、が最重要のリニア新幹線。

そういった需要が本当にどこまであるのか、というのが次のやはり重要な話題になってくる。

本当に時短は求められているのか、必要なのか、という視点についていくつか考えてみたい。