リニアその27

衆院選。自民単独安定多数、野党共闘不発に。

 

この結果には驚いた。コロナ、五輪と国家的ニュースが続く中、投票率のみならず、結果もまったく変化なし。これは、積極的現状維持、なのか、平和の中の無関心、なのか。

 

与野党が落とした議席を地方政党が奪う、では国政と何も関係はない。

大物議員が落選というのも、不祥事がクローズアップ、とか、タレント軍団の応援がなくなった、ではこれも国政とは関係ない部分。

小沢にしても中村にしてももう時代が違うというだけだろう。

 

自民が落とすのは当然として、その対抗と成るべき立憲が比例で大きく落とすとは、これが民意を感じる数少ない部分か。コロナ禍では、文句言ってるだけ、という印象が強く、五輪に関しても一般のツイッターなどの方が大きな影響を持っていただろう。

さらに、共産党との共闘で、立憲共産党、となっては、連合などから見放されたとも言える。今後の存続はどうなる、と言ったところであろう。

 

ただ、自民VS野党共闘では接戦のところが多かったのも事実。野党がそれなりに存在感を示すとしたら、今後は自民との差別化を前向きに発信していくしかないだろう。

アベノマクスがどう、と言っているレベルではもはやSNSレベルで、票には大きく関与しないことが予想される。

今後の立憲の動きと各野党の対応には来年の参院選に向けて注目である。

 

リニアに関しても、与党のバックアップがある以上、より現実的な反対への姿勢、対応が求められるだろう。よく見守って考えて行きたい。